なぜ台風に名前をつけちゃうんですかね?
夏といえば海にBBQにビールに甲子園と楽しいことが盛り沢山。そんな、夏の思い出をかっさらうかのごとくやってくる台風。
先日、東日本を台風9号が通り過ぎた。
台風上陸の翌日が東京入りであったので影響はなかったが、運行見合わせなど電車のダイヤの乱れが発生していたようだ。台風怖い。
以前から思っていたのだが、台風につく名前ってなんなのだろうか?
現在接近中の台風10号は「ライオンロック」という名前である。インディーズバンドに居そうだな。
なんで変な名前が多いのか、気になったので調べてみた。
誰が命名しているのか?
北西太平洋または南シナ海で発生した台風については、台風委員会なる組織(14か国加盟)が命名するらしい。
一番初めに付けられた名前が、「ダムレイ」。これは、カンボジアの象を意味するらしく、2000年に発生した台風に付けられた。
ちなみに、8月の終わりに発生する台風は決まって、だいたい8号、9号、10号あたりではないだろうか?
これは、毎年1月1日以後に発生した順番に1号、2号と番号をつけていくからである。
2016年の台風1号は7月3日発生の「二パルタック」という台風である。有名な戦士の名前みたい。なんじゃそれ。
台風の名前は繰り返される
調べてみたところ、実は台風の名前は140個ある。それを1~140の順番に沿って呼んでいき、140までいくと1に戻る。
1年間で発生する台風の平均が26なので、約5年に1回のペースで同じ名前の順番が回ってくる計算だ。
ちなみになぜ、人の名前が採用されたのかというと、アメリカがきっかけみたい。
米軍の気象担当者が自分の奥さんとか恋人の名前を付け始めたの発端とのこと。なぜかは知らないが奥さんが怖かったんだろうか?恐妻?
日本がつけた台風名
台風員会に加盟している国は10個命名できるようになっている。
14か国あるので、140個あるというわけ。
では、日本はどんな名前をつけたのだろうか?
- てんびん
- やぎ
- うさぎ
- かじき
- かんむり
- くじら
- コップ
- コンパス
- とかげ
- はと
そもそもなぜつけるのか?
これはわからん。何か深い意味合いがあるのかと思ったのだが、とりあえず命名しておこう感がプンプンする。140個の繰り返しと言う点もビックリした。
でも逆に意味は必要ないのかもしれない。私たちも何かを分別する時には、呼び名を付けるからね。
モノやサービスなどに名前を付けるときは、カテゴライズして分けるのが目的。
その点で言えば、年間26個発生する台風を分別して呼ぶためなのだろう。一度に3つくらい接近する場合もあるから。
それにしても、「台風8号やぎ上陸」とか言われても締まりがない。
安倍マリオなみのポップさだ。任天堂最近調子いいねー。今更ながらポケモンGO始めようかね。