変化に対応していくことで新しい概念が生まれる
まわりを見渡せば、色々な製品やサービスで溢れている。子供の頃には想像だにしなかったモノや考え方がたくさん存在する。技術革新は日進月歩で進んでいるということだ。
そんな日常の中で「新規のモノ」は漸次定着して「既存のモノ」を覆う形になる。
なので、一見当たり前だと思ってしまい、特段気にもとめない。新しいモノ、新しい考えは絶えず生まれ進化していく。
「歩きスマホ」この言葉を頻繁に耳にする。確かに歩きながらスマホを覗き込む人をよく目にするし、電車に乗っている時も、スマホを触っていない人のほうが少ない。
大半の人はLINEかゲームをしている。覗くわけではないが、つり革につかまっていると見えてしまう。無理矢理外の景色を見てしまうぐらいだ。
10年前の頃を思い出すと、みんなが下を向いて四角い機械をスライドしている光景なんて考えられなかったはずだ。
ゲームへの考え方が変わった?
私はあまりゲームをしない。家にゲーム機はあるのだが、結局やったのは購入した最初の3ヶ月程度。
昔はゲームをやっていたが、今ではめっきり頻度が少なくなった。毎日夢中になっていた子供の頃が懐かしい。
誕生日とかのイベントに本体を買ってもらい、貯めた小遣い何ヶ月分かでソフトを購入していた人は多いと思う。
しかし、今は違う。
昔の「本体+ソフト」から「スマホ+アプリ+通信料(プレイ料)」に変化しつつある。
もちろん、まだまだ「本体+ソフト」が色あせているわけではないが、着々と環境が変化してきているのは間違いない。
スマホのアプリランキング上位に位置するゲーム全てにおいて言えることは、これらの収入源は「アプリ内課金」であると言うこと。いかにして、課金をさせて収益を出すかが重要と言っても過言ではない。
ゲーム会社は従来、「何本のソフトを売るか」を考えて制作していたが、今では「何時間継続してプレイさせるか」を考えないといけなくなった。
これは、大きな変化だと思う。 従来のゲーム会社は、販売がスタートしたら次の新しいソフト開発に全力を注げていたが、今はそうではなく「常に引き込む、繋ぎ止める、そして課金をしてもらう」が求められる。
今後、更なる技術革新が起これば、「本体+ソフト」という概念がなくなるかもしれない。これは、ゲーム会社も大変だね。
変化を感じとることは重要
「モノの考え方は日々変化して行く」ということ。
先述した電車での光景もそうだし、少しずつ絶えず変化している。
なので、一日を何も考えずボケーとして過ごすのではなく、変化する動きを感じて深く考える必要があるし、じゃないともったいない。
人の時間は有限。少しでも思考を巡らせることは大事だとふと思う。
ただ、今年のクリスマス商戦もゲームが売れまくるのだろうね。間違いなく。