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kaaaaawaのブログ

はたしてこれはブログなのか?

「PPAP」「ピコ太郎」が流行?3つの理由について考えてみた

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 もう10月の終わり頃。すっかり寒くなってきた。日本では四季があるため、季節は変わりゆくもの。それと同様に、どんな分野にも「流行」というモノが存在し、これもまたサイクルしていく。
最近よく目にするのが「ペンパイナッポーアッポーぺン」でお馴染みのピコ太郎とか言う人。
突然すぎて本人も驚いていることでしょう。忘年会でこれやる人は絶対いるはず。やっとけばウケるもんじゃないよと伝えてあげたい。
Youtubeの再生回数が1億回(関連動画も含め)と話題になっているが、これは普通にすごい。
なぜこんなにも流行っているのか?明確な理由は正直わからない。
ただ、要因の一つとして「インターネットの拡散力、手軽さ」が挙がる。ジャスティンビーバーが火付け役と言われているだけある。
今回は、大流行しているピコ太郎について、日本における笑いのマーケットを踏まえPPAP流行の理由を考えてみたい。

現状の日本における「お笑い」

 日本のテレビ番組をベースにお笑いへ目を向けると、非常に多くの番組が「笑い要素」を盛り込んだ作りになっているのではと感じる。
その中で、日本のお笑いにおけるマーケットって一体どうなっているのかを考えてみた。
  1. 漫才、コント、バラエティー=長尺
  2. 扱う言語は日本語
  3. ネタより集団芸
まず基礎となるのは、しゃべくりの漫才、描写のコントの2つ。これらはどちらも、巧妙なフリとボケが入り混じったショートストーリーである。なので、瞬間を切り取ってしまえば面白くなくなる。
初めから終わりまで見ることで、そのネタの100%の力が出る。つまり、全部見ないと伝わらない。時間がかかる(長尺)と言うわけだ。
また、当たり前ですがここは日本なので、日本語をベースにネタ作りをされている。日本国民の多くに伝えようと思えば、母国語を使うのは当然のこと。
ネタ一本で売れて行く人は一発屋の傾向がある。テレビで長く出続けるには周りを生かす集団芸を得意とする人達なのは間違いない。
ひな壇芸人と言う言葉があるように、複数人で行う細かいやりとりが好まれているように感じる。
そう考えると、一人でゴールを持っていくタイプより、一致団結をしパスを細かく重ねゴールまで持っていくタイプのほうが売れるのではと思う。
要するに日本のお笑いは、日本人が日本人のために沢山の仕掛けを作ったモノではないか。
これは言い換えれば、「日本人以外には伝わらずわかりづらい」となる。電波少年の企画で松本人志が忍者のムービー上映していたのだが、あれを見て笑いのツボがいかに違うかを感じた。
巧妙なフリとボケ、伏線回収、天丼などはおもしろいのだが、ある条件が成立している時のみ効果的になる。
それは、相手が関心を持っている時。つまり、相手が「笑い」「芸人」「ネタ」などのその対象に関心があって見る時にこそ理解できる。たまたま目の前で流れていた、では理解できないはずだ。

PPAPが流行った理由

 何をもって流行していると定義するかはさておいて、ピコ太郎の 「ペンパイナッポーアッポーぺン」がなぜ流行っているのか?理由を3つ挙げてた。
  1. 簡単な英単語のみの構成
  2. 尺が短い
  3. 独特なリズム、振り付け

流行らすには万人が使う言語を

 日本をマーケットとすると、日本語で全く問題はない。しかし、世界の70億人に伝えたいとなると話は別。(本人は世界目線ではないかもだが)
誰しもがわかる言葉でないとダメ。その点、PPAPはほぼ共通語の英語を使用している。
「ペン」「パイナップル」「アップル」この3つは聞くだけでその物は理解できる。まずこれが大切。
「ペン」と「パイナップル」と「アップル」についての事だと認識ができる。
まずは前提に、何についての話なのかの理解が必要だということ。

流行らすにはいかに厳選するか

 何に関しても伝わるのは厳選されているもの。あれもこれも詰め込まないことが重要。10個伝えたくても、その中の最もインパクトのある3個にするなど、省くことでわかりやすさが増し伝わりやすくなる。
日本のお笑いをこの点で考えれば、わかりづらいに分類される。
フリが効いていることでボケが生きてくるが、これだと聞き手はそのネタに集中・関心を持たないと理解ができないし、頭にも残らない。
選挙の演説でもベラベラ喋るよりも、端的に公約や名前を繰り返していると思う。 
厳選して伝えることで、その単語が頭に残る。
また、伝えることを絞ることで想像をさせる役割がある。
例えば、「まずは右手に持ったペンを左手のアップルに指します。そして次に…」とすべて伝えてしまうと途端に陳腐になる。
単語のみになると、頭で考えながら想像するはず。これがまたまた大切。
想像させるということは、その瞬間は興味・関心を抱かせていることになる。
これは実際にウチの社員研修でもよく使用する。「興味を引き出すには、お客の頭の中に絵を描かせろ」
厳選してモノを省くことでわかりやすさも増すし、興味・関心を引き出すことができると言うこと。

流行らすにはキャッチーなリズムで

 何が流行るリズム・動きなのかは専門の方じゃないと正直わからないと思う。
ただ、耳に残るリズム、分かりやすい動きがあるのは確か。
日本のお笑いで世界に流行ったモノもこの「リズム」と「動き」がある。そんなの関係ねぇ、あたり前体操とか?
何か頭に残る法則などがあるのであろう。
また、何に対しても流行のサイクルがあるように、好まれるリズム・動きも変化するののだと思う。
このPPAPも2016年じゃなかったら好まれていなかったかもしれない。

最大要因はインターネット?

 総括すると、先述した3つの理由はもちろんのこと、インターネットが身近になりよりモバイル化されてたことが最大要因だと感じる。
人が歩いて伝えるには限界があるのと同様に、伝える手段には様々な限界があると思う。
そんな中でSNSを見ればわかるとおり、インターネットの拡散力は断トツに秀でている。
で、このインターネットの拡散性を考えると流行る要因が見える。
  • わかりやすい
  • インパクト
  • 話題性
  • 尺が短い(動画の場合)
例えば、友達がシェアしている動画を見ようとした場合、「1分」と「10分」どっちを見ようと考えるか?おそらく1分だと思う。つまり、短時間で見れるもの。
今回のPPAPは超有名人のジャスティンビーバーが拡散したこともあると思うが、手軽に短時間で見れる環境があるからこそ、拡散力は効力を増し大きくなっていく。
現代は非常にモバイル化が根付いている。その中で、何かを多くの人に伝えたいとなると、私が上げた様々な要因は無視できないのではないか?
何が流行って、いつまで続くのか。人の行動や習性は面白い。今後、何が流行るのか?楽しみでもある。