スマホの料金満足してる?月額1,600円でスマホを持つ方法教えます
家計に占める通信費の割合が昔に比べ増えた。まあ、高機能になり便利になったので仕方がないと言えばそうなのだが、少しでも安く抑えたくないだろうか?
前回は、通信会社3キャリアが高い理由を書いた。
今回は、そんな高額になってきた通信費の下げ方をご説明したお。正直クソ安い。
格安SIMって何?
通信会社の大手と言えば、「docomo」「au」「softbank」の3キャリアだ。
大手3キャリアから回線を借りて提供している会社があるのはご存知だろうか?
格安SIMといえば耳にしたことがあると思う。可能な限りわかりやすく説明してみる。
まず簡単に図解したのでご覧いただきたい。
MNOと言うのは、通信大手3キャリアのことである。
この3キャリアから通信回線をレンタルして顧客に販売しているのが「MVNO = 格安SIM」となる。
この格安SIMとは、元をたどれば3キャリアのどれかにあたる。
3キャリアから借り受けした通信回線にサービス名称を付け、自社独自のサービスプランや金額で販売している。
要は、docomoとかから通信回線を借りて、自社でプラン編成をしていると言うこと。
ただ、図のとおりほとんどがdocomoから借り受けしている企業となる(mineoはdocomoからも借りている)。
通信業界の言葉ってよくわからないものが多い。頻繁に出てくるし、しっかりと定義されていないバズワードもあるし嫌になる。 そもそもSIMカードって何だかわからない人もいるだろう。
携帯に絶対入っている小型ICカード
SIMカードとは、携帯電話に入っている小型のカードのこと。SDカードとよく間違いがちだが違う。
もちろんガラケーにもある。電池のところを開けると入っているはず。
このSIMカード、時代の流れによりサイズが小さくなった。(標準→micro→nano)
このカードの役割は、電話番号などの情報を記録することである。これがないと認識されずスマホは通信ができまない。
3キャリアともに自社で販売している端末には、自社のSIMカードしか使えない「SIMロック」というモノをかけています。簡単に言うと、友達(au)のiPhoneに自分(docomo)のSIMを差しても使用できないということだ。
「SIMフリー端末」というのは、このロックがない。なのでどこのSIMカードを差しても使用できる。
海外に行った際に、現地のSIMを短期で契約している人は、SIMフリー端末を使っている。
今まではネットでの販売が中心であったが、SIMフリー端末専門店など路面店が増えてきている。ユーザー数もここのところ着実に増えてきているそうだ。
格安SIM会社の販売手法
格安SIMを販売している企業と言えば、有名どころでいくとNTTコミュニケーションズの「OCNモバイルone」や楽天の「楽天モバイル」などがある。
その中で私はBIGLOBEが提供する「BIGLOBE LTE」を使用している。各社の料金体系は後ほど触れるとして、販売方法が大手の3キャリアと異なる。
3キャリアの通信料が高い原因は端末料金にある。高額な端末を割賦で支払うので合計で高くなる。
格安SIMの各社は「SIMカードのみ」で販売している。つまり、安くで端末を手に入れることができれば、端末代金がない分安くなる。
安くで携帯端末を手に入れよう
これは超簡単。友人にもらえばいい。
使用しなくなった端末があれば、それに格安SIMを差すだけで使える。
これだけで月額1,600円の仲間入りだ。
と言いたいところだが、条件がある。それは、ドコモの端末であること。
ドコモから借り受けしているドコモ系の格安SIMであれば、ドコモで購入した端末が使用できるというわけだ。
携帯端末を安くで手に入れる方法をまとめると以下のとおり。
- いらなくなったドコモのスマホを貰う
- 中古ショップでドコモのスマホを買う
- ネット、店舗でSIMフリー端末を買う
どうしてもdocomo以外のスマホを使いたい場合は、携帯ショップにてSIMロックの解除をしてもらって、それに差せば利用できる。どんな機種でも解除できるわけではないのでロック解除の可否はHPが必要。
iPhoneのSIMフリー端末はappleショップで買えるが、むちゃくちゃ高いので注意。
気になる人はネットで「SIMフリー 中古」で調べてみていただきたい。安さに驚くはず。
ちなみに私はBlacberry Classicを新品で35,000円で購入した。
同様に安くで端末を手に入れることができれば、通信料のみ毎月かかるということだ(私は1,600円)。
格安SIMの料金プランって?
これは各社書くと非常に細かくなるのでざっくりいく。
まずプランだが、大きく分けると3パターンある。
- データのみ→電話番号無し
- SMS付き→番号あるが掛けれない
- 音声付き→普通の契約
データのみは、電話ができない。なので「080」や「090」から始まる番号は貰えない。2台目のタブレットの場合などに使われることが多い。もしくは、ガラケー(電話のみ)とスマホ(格安SIM)の2台持ちとか。
SMS付きは、「080」などの番号は貰えるが通話はできない。LINEの認証などに使うための番号。このプランは普通に使う分にしてはあんまりおすすめしない。
音声付きは、「080」などの番号が貰えなおかつ通話もできる。一番安く電話とネットがしたければ間違いなくこのプランがおすすめ。提供会社によってはカケホーダイなどがあるが、基本は「30秒/20円」。
以前は、電話は「ドコモ2のガラケー2,200円」でネットは「OCN 900円」で使用していたが、Blackberry Classicの購入を気に電話もネットも「BIGLOBE 1,600円」に乗り換えた。今のキャリアに電話して「MNP予約番号」を取ればすぐに手続きが可能。
料金の目安
目安として「3GB」のパケットを例にする。データ、SMS、音声付き、それぞれの料金は以下のとおり。
- データ:900円
- SMS:1,100円
- 音声付き:1,600円
電話がいらなければ「900円」ほど、電話が必要であれば「1,600円」ほどで使用できるようになる。
データ容量が5GBとか6GB必要な方はもう少し高くなる。
- データ:1,500円
- SMS:1,700円
- 音声付き:2,200円
毎月使用するパケット量に応じて金額が変わってくるわけだ。
格安SIMを提供している会社は結構存在する。
提供会社によってサービスが異なるので、ネットで調べてみて欲しい。
- データ容量が違う(A社は1GBからあるが、B社は3GBから)
- 月額料金が違う (A社は900円だが、B社は750円)
- 支払い方法が違う(A社は月額だが、B社はプリペイド)
このように若干異なる点があるのでご注意を。
おすすめのSIMカード
自分で調べるのがめんどくさい方ために、私のほうでおすすめをしておく。携帯代を安くしたい方は試してみては?
- BIGLOBEのSIMカード
- 音声付き付きプラン
- データは3GB
- 月額は1,600円
データ量が多い方はこちら。
- BIGLOBEのSIMカード
- 音声付き付きプラン
- データは6GB
- 月額は2,200円
- Wi-Fiスポット無料
端末を中古などで安く一括で買えば、月額は「1,600円」か「2,200円」で済む。
また月によってキャンペーンがある。私の時は「6GBプラン3カ月無料」だったので、6,600円はお得であった。加入する場合はキャンペーンの確認を。
ちなみに、つい最近iPad mini 4を中古で購入した。このiPadの通信費はなんと無料。無料ですよ?毎月0円ですよ。
これを書きだすと長くなるので、また次回にでも書いてみる。
昔はたいして重要でなかった通信費。今となって一番身近な問題になった。今の携帯代が高いという方は是非ご検討してみてはいかがだろうか。