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知れば納得、スマホの料金が高い理由

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 現在スマホをお使いの人にお聞きしたい。「毎月の月額料金はいくら支払っているか?」もしかして、しっかり把握していない人もいるのではないだろうか? 

MM総研が出しているデータによれば、平均6,000円超えだそうだ。(2015年3月)

スマートフォン契約数および端末別の月額利用料金・通信量(2015年3月) - 株式会社 MM総研

携帯を使用する価値を考えた時、6,000円の価値はあるのだろうか?

先に言っておくと、MM総研のデータのとおりMVNOを使用すれば「最安1,000程度」の料金になる。

でも、MVNOなんて言われてもよくわからない人が多いと思う。

なので、今回は「なぜ通信大手の3キャリアは高いのか?」というそもそもの疑念について考えてみたい。

では初めに、スマートフォンの料金構成がどうなっているのかを先に説明していく。

携帯電話の料金構成って?

 現在通信費を一番安くしようと思えば、約5,000円(1GB程度)のプランが最安となる。

この5,000円というのは以下の三つの構成となっている。

  • 通話プラン:1,700円
  • パケット代:3,000円(1GB)
  • Web接続料:300円

そして、この5,000円の他に掛かる料金として、「端末料金」「その他」がある。その他とは、補償やオプションサービスのこと(dビデオなど)。

例えば、Phoneを分割で購入している人がいるとすれば、そこに分割したiPhone代が掛かる。

仮に分割の端末代を毎月2,000円としよう。この人は24カ月間は約7,000円の支払いになるわけだ。(端末を一括購入していれば端末料金はかからない)

構成としてはこんな感じ。

憶えて欲しいのが「通信費」「端末料金」の二つが掛かっていると言うこと。

この通信費と端末料金の中に、高い理由が隠されている。 

3キャリアが高い理由

  ちなみに3キャリアとは、docomo、au、softbankのこと。

この3キャリアは正直言って高い。なぜ高いのかを考えると三つの理由がある。

  1. 端末料金が高額
  2. 料金プランが高額
  3. 安いプランには落とし穴

人気機種は90,000円ほども

 人気の高いiPhoneの本体価格は約90,000円もする。ただ、そんな高額なお金を払った記憶はないと思う。

どういうことかと言うと、機種と条件によるがキャリアから何万円もの割引サービスを受けており、端末代が安くされているからである。

例えば、端末本体が90,000円したとする。

購入する時は一括か分割かを選択するのだが、分割を選択すると24分割した「3,750円」が毎月の利用料金に上乗せされることになる。

ただ、これだと通信費と合わせて軽く10,000円を超えてしまう。

そこで各社は割引サービスを用意しユーザーの負担を軽減しようとしている。

それが「月々サポート、毎月割、月月割」というサービス。

端末90,000円に対し、42,000円の割引きがあったとした場合、それぞれ24分割となり「3,750円-▲1,750円 = 2,000円」になるわけだ。

だから、途中解約をした時には高額な金額を言われるのである。(割引がなくなり「3,750円」の割賦残債を請求をされるから)

割引があるからといっても毎月2,000円ほどのプラスは大きい。

3キャリアが高い理由の一つが端末が高額だからというのがまず一つ挙げられる。

端末代金は安く抑えれば抑えるほど良い。

通信費が高い

 二つ目としては、そもそもの料金プランが高いのが挙がる。先ほど、最安で約5,000円と言ったが、このプランを使用している人はそんなにいないはず。 

おそらく多いのは、5GBのパケット量のパターンだと思う。(もっとパケット量多いかも)

  • 通話:1,700 (5分のカケホーダイ)
  • 通信:5,000 (5GBのパケット)
  • Web: 300

もしくは昔のままのプランではなかろうか。(金額は約)

  • 通話:900 (30秒/20円)
  • 通信:5,700 (7GBのパケット)
  • Web:300

つまり、だいたい7,000円が通信費で、端末料金をプラスすると10,000円超えてくる。

前の記事にも書いたが、私は毎月1,600円で使用している。正直高すぎる。

「1GB」のプラン意味あるの?

 総務省から「ライトユーザー向けのプランを出せ」という要請を受け、3キャリアから発表されたのが、パケット量1GBのプランであった(ドコモはシェア5GBのプラン)。

このプランが発表されたことにより約5,000円の通信費が可能となった。 

  • 通話:1,700 (5分のカケホーダイ)
  • 通信:2,900 (1GBのパケット)
  • Web: 300

あまりスマホを使用しない人は、4,900円で契約できるわけだ(ドコモはシェアなので少し異なる)。

ただ、注意点を考えるとこのプランの意味がわからない

  1. 端末実質補てんの割引なし
  2. 固定回線とのセット割引なし

先述した、端末を安くで購入させる何万円の割引が適用外になる。つまり、通信費4,900円に端末料金がもろにかかるわけである。

90,000円の端末で、割引が42,000円であったとしても、このプランにすると割引がない。

なので「通信費4,900円+端末3,750円=8,650円」が毎月の支払となる。

ワンランク上の金額より高額になるって意味がわからない。 

例えば一つ上の「パケット2GB」のプランで考えるとこうだ。

  • 通話:2,700 (カケホーダイ)
  • 通信:3,500 (2GBのパケット)
  • Web: 300

これだと、合計6,500円で割引ありなので「通信費6,500円+端末2,000円=8,500円」。矛盾してるね。謎すぎる。

また、最近はやりの固定回線とのセット割引もないそうだ。

本来は家のインターネットとスマホを同じ会社にすると、「500円~約2,000円」の割引がある。この割引が、ライトユーザー向けプラン(1GBの)にはないのである。

何のための総務省の要請なのだろうか。

ちなみに、家のインターネットとスマホを同じ会社にする割引は2,000円はほぼないと思う。パケットの契約を個人で10GBとかしないだろう。ふざけている。

3キャリアが高い理由はご理解いただけただろうか。 

なぜそもそも高額になるのか

 なんでこんなに通信費が高いのか?理由は簡単だ。

様々な理由はあれど、提供しているキャリアは企業だからだ。これ言ったら身も蓋もないが。

高くなる理由を三つ挙げると以下のとおり。 

  • 携帯普及率が100%超え
  • 設備投資が必要
  • 代理店へのインセンティブ

これらに関する費用が、通信に織り込まれプランが立案されているわけである。

企業は利益が出ないとやっていけないのは当たり前。闇雲に料金を下げても利益が下がるだけで、企業体力が低下するのみ。増益があってこその緩和なわけだ。

みんな持ってる携帯電話

 ここで、携帯キャリアの収益モデルを考えてみよう。

どうやって利益を得ているのかを大きくわけると二つ。 

  1. 利用者の毎月の通信費
  2. オプションなどの付加サービス

つまり、他社より多くのユーザーを獲得し、多くの付加サービスを使ってくれればキャリアは売上を伸ばせるわけである。

では、日本における携帯の普及率はどうなのか?

計算すると「123%」になった。日本人口をゆうに超えている。

ちなみに、人口の「100%超え」をしたのは2012年であった。

www.stat.go.jp

www.soumu.go.jp

 日本人口は「1億2,696万人」(H28年6月)。

そして、携帯普及台数は「1億5,648万台」(H27年4月)。

何が言いたいかというと、普及率が123%なので1人1台以上携帯を持っている計算になる。現に私も会社の併せて3台は持っているしね。

キャリアが売上を伸ばすにはユーザーの絶対数を増やすこと。すなわち他キャリアからユーザーを奪うか、1人当たりの使用台数を増やすかになるわけだ。

もうすでに他社を使用しているユーザーから引っ張る簡単な方法は、「安くなるから」「無料にするから」「待遇良いよ」だ。商売の常套手段。

ここまで来たらもう簡単。他キャリアから客を引っ張る費用が現ユーザーの通信費に織り込まれているわけだ。(乗り換えから何年間は割引、乗り換えると何万円キャッシュバックとか)

他社ユーザーにばら撒く資金を踏まえてプランを作るわけ。 

顧客満足度の向上には投資が必要

 スマホでネットをしていて「やっぱ○○は繋がりにくい」など感じたことはあるだろう。その時、乗り越えようかかな?と考えるはず。

通信障害を起こしてしまい、ユーザーが流出してしまっては減益は間違いない。

なので、アンテナを増やすなどの設備投資をして顧客満足度(CS)の向上を図るわけである。

また、ネットサービスの多様化により膨大な通信を処理する必要がでてきているのも要因の一つ。若い世代はパケットをめちゃくちゃ使うみたいだしね(私は月に1GB程度)。

サービス向上のためのアフターフォローにもお金がかかる。ユーザーを逃がさないためにも他分野で投資が必要なわけだ。

かといって投資費用を、企業努力のみでキャリアが全負担しても儲けが減る一方。なので、通信費に上乗せして料金プランを作るわけ。商売として当たり前。 

拡販には代理店

 街角にある携帯ショップは、ほとんどがキャリアの代理で販売している別会社なのはご存知だろうか?本当にdocomoやauが運営しているショップは数少ない。

ユーザーを増やすには販売窓口を多く確保すること。なので、別の会社にお金を払って代理で販売してもらっているわけだ

三つ目の通信費に織り込まれている費用としては、販売奨励金がある。

簡単に言えば代理店に支払われるインセンティブだ。より多く販売してくれた代理店にお礼として支払われるのが販売奨励金。

代理店もお金がいっぱい貰えると頑張って販売するからね。

もちろんこのインセンティブ費用も、顧客の通信費に織り込み済み。

拡販するためには代理店が必要。そのためにはお金が必要。なので、収入を増やすため通信費に上乗せされるということだ。

過度な販売方法(10万円キャッシュバックなど)で総務省から要請があった。

この10万円キャッシュバックなどもユーザーから少しずつ徴収している費用からできており、乗り換えをしない長期ユーザーからすれば、費用を出しているだけで損である。

なので、最近長期ユーザー向けのサービスや割引を強化しはじめたというわけなのだ。 

まとめ

 キャリアが高いと言っても、アフターフォローなどのサービスが充実しているのは間違いがない。故障してもショップに持っていけばなんとかなる。

ただ、適正価格かどうかは首を傾げる。だって3社しかないからねそもそも。

MVNOという単語をどこかで耳にしたことがあるだろうか?今までは「docomo、au、softbank」以外とは携帯契約ができなかった。

これからは、このMVNOがもっと普及していくはず。

私はサービスインと同時に乗り換えたが、最近まわりでも増えてきている。

携帯業界というのは、取っつきにくい単語が多く目を背けたくなると思う。ただ、ここは調べてでも情報は取りに行くべき。

次は「MVNOとはなんぞや?」を書いてみる。

今の料金が高いと思った人は是非ご覧になっていただきたい。