【電力③】電気料金プランの種類
さて、今回で三回目となる「電気」についての記事ですが、今回は「現在どんなプランがあるのか」これをまとめてみようと思います。新しい料金プランが出てきた時、今を知らないと比較できないですからね。(新料金や参入企業の電気プランではございません)
現在、国内にある地域電力会社は10社あります。結構あるもんですね。
- 北海道 4
- 東京 10
- 東北 9
- 中部 11
- 北陸 5
- 関西 6
- 四国 8
- 中国 10
- 九州 9
- 沖縄 5
横の数字はプランの数になります(4月から変更されるみたいですが)。このように、地域によってプラン数やプラン内容、料金の掛り方が違ってきます。地域によって生活習慣や気候が違うのでわからなくもないが、調べていると「こんな多いんや」と驚きました。
各社違う内容なのですが、料金プランを大きく区分すると三つに分類されます。
料金プランの基本体系
従量電灯
24時間同一の電力単価設定がされているタイプ。おそらくこれが一番多く契約されているプランです。特にプラン指定をしなければほとんどこれです。
時間別電灯
時間帯に分けて電力単価設定がされているタイプ。「○時~○時は割高だけど、それ以外は安いよ」といった内容です。季節で分けた季節別もあります。
ピーク抑制型電灯
時間帯に分けて電力単価設定がされているタイプ。ピーク時間、オフピーク時間を設定した内容です。
どうですか。色々種類があるのはご存じでしたか。ちなみに。東京電力と関西電力のプランを抜粋してみました。みなさんは、どれをお使いかわかりますか。
私は、何もプランをいじっていないので「従量電灯A」を使用しています。ちなみに東電の「従量電灯B」と関電の「従量電灯A」が同じレベルのプランになります。(色々あってわかりづらいですよね)
では、次にまあまあ大切な「アンペア制」を説明します。
意外と知らないアンペア制
なぜなんでしょうね。地域によってこの「アンペア制」を導入しているところ、していないところがあります。
これは何かといいますと、「同時に使用できるAを選ぶ契約」のことです。
上図の電化製品を同時に使用すると、合計37.5Aとなります。なので、アンペア制がある東京電力では「40A」を選ぶのが最適ということですこれが「30A」だと、ブレーカーが落ちてしまうわけですね。
反対に、関西電力はアンペア契約がない。なので、「A契約はないけども最低これぐらいかかりますよ」という契約になっています。
詳細はHPのリンクを貼っておくので確認してくだい。
東電
http://www.tepco.co.jp/e-rates/individual/menu/home/home02-j.html
関電
https://kepco.jp/ryokin/menu/dento_a
まとめ
今までは「電力会社を選ぼう」なんて思いもしなかったので、自分が支払っている電気代やプランなんて、なんとなくだったと思います。私も実際そうでした。
いざ、調べてみると色々なプランや、アンペア制の存在を知りました。電力会社の変更が伴う引っ越しをされたことがある方は、「ん、何か違うぞ」と感じたことがあるでしょう。
これからは今の「料金」「プラン」「ライフスタイル」を照らし合わせ電力会社を選ぶ時代になりました。更に、2017年にはガスも自由化になることが決定しています。
前回の記事にも書きましたが、「家庭の固定費一本化」に更に近づいてしまいますね。また、携帯キャリアのNTTドコモは、ショップで生命保険も扱うとことを明していましたが、「携帯ショップで生命保険か・・・」て感じですよね(自動車保険はすでにやっているようですが)。
今後、「家計の一本化」がキーワドになるかもしれませんね。「スマホ、固定回線、電気、ガス、保険、すべてウチにまとめていただくと・・・」こんなフレーズが当たり前になっていくのでしょうね。
次回は「実際の料金の掛り方」について書こうかと思います。